今回のAIポッドキャストを聴いて、一番心に残ったのは、「相互依存」と「自立」というテーマでした。
AIキャストは、人に頼ること、他者との相互依存のネットワークを築くことこそが、困難を乗り越え、未来を切り開く真の強さだと話していました。
でも正直に言うと、「相互依存こそが真の強さ」という言葉には、大きな違和感がありました。
私は長年コンプレックスを抱え、人とのつながりを作ることが苦手でした。「ネットワークを築くことが強さ」と言われても、自分にはそんな力はないと思っていたからです。
一方で、仕事の話には強く共感しました。
ポッドキャストでは、仕事を一人で抱え込まず、年下の仲間に任せることで組織が回るようになったという話がありました。
その話を聞いたとき、「これは家庭でも同じなのかもしれない」と思いました。
介護も、自分一人ですべてを背負わなくてもいい。
その考え方は、今の私にとって大きな気づきでした。
一番心に残ったのは、介護の話です。
AIキャストは、「最初の支援者に突き放されても、次の一手を打てたのは強い自立心があったから」と考察していました。
でも私は、「強い自立心だった」とは思っていません。
正直、私は行き詰まっていました。
ケアマネージャーから「入所施設を探すなら、ご自身で探してください」と言われたとき、本当に途方に暮れました。
専門知識もなく、仕事をしながら施設を探すことの大変さに、「介護制度ってこんなものなのか」と感じていました。
毎月「施設は見つかりましたか」と聞かれても、何も進まないまま時間だけが過ぎていきました。
そんな状況が変わったのは、今年3月に出雲大社を参拝した旅でした。
松江で偶然出会った方から、「今回の旅には何かきっかけがあったのですか」と尋ねられました。
私は、「いつか出雲大社へ行きたい」と思い続けていました。
そして今年のお正月、母親との出来事をきっかけに、「このままでは人生は変わらない。今こそ、自分の人生を見つめ直す旅にしよう」と決意し、出雲大社へ向かいました。
あの旅は、神社を巡ることも目的でしたが。
これからの人生をどう生きるのか。
その答えを探すために、自分自身と向き合う旅だったのです。
そして、現実の問題として母の介護についても打ち明けました。
すると、その方はこう話してくださいました。
「公共機関に相談した方がいい。今後、お母さんの介護であなたがもっと大変になるから。」
その一言で、止まっていた私の気持ちが動きました。
「そうだ。もう一度、最初に介護の相談をした地域包括支援センターへ行こう。」
そう思えたことが、大きな転機でした。
私にとって出雲への旅は、人生の流れを変える「気づきの旅」だったのだと思います。
地域包括支援センターでこれまでの経緯を話すと、後日、ケアマネージャーとの三者面談が行われました。
その場で、「病院の付き添いは、ケアマネージャーが間に入ればいいじゃないですか」と提案していただき、それまで一人で抱え込んでいた問題が少しずつ動き始めました。
今回のポッドキャストを聴いて、あらためて気づいたことがあります。
人生の答えを、一人の人が持っているとは限りません。
ある人は、進むべき方向を教えてくれる。
ある人は、利用できる制度を教えてくれる。
ある人は、自分の経験を分けてくれる。
ある人は、新しい考え方を教えてくれる。
AIも、その一人かもしれません。
でも、それらの言葉をつなぎ合わせ、自分の人生の答えにしていくのは、自分自身です。
そして、ポッドキャストの最後に語られた「必ず来る幸せ」という言葉。
AIキャストは、その言葉が私の心に深く刺さった理由まで読み解いてくれました。
その考察は、本当にその通りでした。
私はこれまで何度も、自分に言い聞かせてきました。
「この先、俺は絶対に幸せになる。」
「俺はついてる。」
「死にそうになったこともあったけど、こうして生きてる!」
「俺は運がいい男!」
Back and Peaceの第1話で、私はこう書きました。
「これは、運がいい男のブログです。」
あの言葉は、自分を大きく見せるための言葉ではありません。
どんな状況でも、自分の未来だけは信じ続ける。
その覚悟を、自分自身に約束した言葉でした。
今回のポッドキャストは、私の人生を説明してくれたのではありません。
私自身も気づいていなかった人生のつながりを、言葉にして見せてくれた時間でした。
そして、この対話を通して、新しい問いが生まれました。
AIキャストが語ってくれた「自立」と「相互依存」という考え方は、現実の介護や親子関係の中でも、本当に成り立つのでしょうか。
母の認知症という現実を前にした今、その問いは私自身の人生に深く問いかけています。
次回は、「罪悪感」と「安心」、そして「自立とは、本当に見捨てることではないのか」という問いを、AIキャストたちともう一度対話してみたいと思います。
Back and Peace
光とともに。

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